がん保険 ありがたみ

父が美人につられて入ったがん保険が最期の贈り物に

私の父は保険が嫌いで、加入することをずっとしていませんでした。
糖尿病などの持病があり入れないと思い込んでいたのもあるかもしれません。

 

そんな父がある日、母に相談もせずに家に飛び込みできた保険外交員に勧められ、がん保険加入の契約を勝手に結んでいたのです。
当然、母は相談もなく加入したことに怒りました。
どうも営業に来た人が若くて美人な女性だったらしく、そんな女性につられて入ってしまったようです。
その理由に、母は怒りを通り越して飽きれたようでした。

 

その時はいらないものに加入したなと思っていましたが、数年後父が肝臓がんと診断されたのです。
最初の手術を受けた時、その勝手に受けたがん保険が奇しくも活用されることになってしまいました。

 

それから父はしばらくは落ち着いていましたが、入退院を繰り返すようになりました。
肝臓がんは再発しやすく、ほとんどの人が戻ってくると看護師さんも言っていました。
父は様々な方法の手術を受け、なんとか先生の力で命を長らえながら生きている感じでした。
しかし最後は病状が悪化し、5ヶ月ほど入院生活を送り父はこの世を去りました。

 

父が他界した後は悲しむ暇もないほど、お通夜やお葬式で私も母もバタバタとしていました。
そしてそれにはたくさんのお金が必要でした。
なんとかなるだろうと話していましたが、あまり裕福でない我が家にはキツいものがありました。

 

お葬式が終わり、父が契約したがん保険は死亡時の保証もあったので受取り手続きをしました。
最初は余計なものに入ったと思っていたがん保険でしたが、そのがん保険から降りるお金でなんとか葬儀費用が賄うこともできました。

 

父が最期に残してくれたものだと感謝し、改めて保険の大切さを感じました。